「包茎でも妊娠させて子供を作ることができるかな?」
「射精できても着床しにくい?」
などと、心配になっている包茎の人は本当に多いです。
不妊の原因はさまざまで、男性に問題があるのか?女性の体に問題があるのか?など、多くの要因を疑う必要があります。
その不妊の原因のひとつとして男性が包茎であることが挙げられます。
当ページでは、包茎の妊娠の関係性や、妊娠可能な包茎タイプや妊娠しづらい包茎タイプを解説しています。
また、自力で包茎を改善する方法も紹介していますので最後までご覧ください。
射精と妊娠の関係性
包茎だと妊娠させることができないか否かの前に、射精と妊娠の関係性について説明します。
射精とは
射精とは男性の性器から精子が放出されることを指します。
射精は性的興奮や性行為により発生します。
精子は、精索から精巣を経由して精尿管を通って射出されます。射精液と呼ばれる液体と共に放出され、射精液は精子を保護し、運搬する役割を持ちます。
射精は、性的な刺激により達成される高潮の後に起こります。
射精と妊娠
妊娠は、女性が受精した卵子が子宮内に定着し、胎児が育つことを指します。
射精が妊娠を引き起こすためには、精子が女性の卵子と受精しなければならないため、射精が妊娠の前提条件になります。
射精は、性行為をすることで発生します。性行為中に、男性の精子が女性の卵子と受精し、妊娠が起こす可能性があります。

射精できれば妊娠が可能な包茎のタイプ
包茎の中でも、射精することができれば妊娠させる可能性があるのは仮性包茎です。
仮性包茎とは
仮性包茎は、通常時は性器の先端部分(亀頭)が覆われており、勃起した際には先端部分が露出するタイプの包茎を指します。
包皮口の広さが十分にある為、通常時であっても手で皮を引っ張ることで簡単に鬼頭を露出することが可能です。
仮性包茎であれば妊娠させれらる理由
では「なぜ、仮性包茎であれば射精して妊娠させられるのか?」
先述した通り、仮性包茎は勃起することで亀頭が露出されます。
妊活における性行為の場合、勃起した状態(亀頭が露出している)で射精をすることで何の障害もなく女性器内で精子を飛ばすことが可能となります。
性行為において、仮性包茎は包茎でない男性と変わりはありません。

射精できても妊娠がむずかしい包茎のタイプ
仮性包茎と違って、性行為で射精することができても妊娠させることがむずかしい包茎のタイプは真性包茎です。
真性包茎とは
真性包茎は、性器の先端部分が覆われるタイプの包茎を指します。
仮性包茎との違いは、仮性包茎は勃起時は皮が剥けるのに対して、真性包茎は勃起をしても皮が剥けることはありません。
勃起しても皮が剥けない原因としては、包皮口が狭すぎることにあります。
勃起しても、自分で皮を引っ張って鬼頭を露出させようとしても、先端の皮の口が狭すぎたら物理的に皮が剥けて性器の先端が露出することはありません。
包茎の種類 | 通常時 | 勃起時 |
仮性包茎 | 剥けない | 剥ける |
真性包茎 | 剥けない | 剥けない |
真性包茎が妊娠させづらい理由
真性包茎が射精することができても妊娠させることができづらい理由は、射精をした時に精子が真っ直ぐ飛ばないからです。
先述したように、真性包茎は勃起時も皮が被ったままです。
性行為中に勃起をしながら女性器内に挿入している間も皮は被ったままです。
その状態で射精をしたとしても、皮が邪魔をして精子は真っ直ぐには飛びません。
妊娠は、男性の精子が女性の卵子と受精したことによって起こります。男性は射精時に数百万もの精子を放出しますが、その中から1つの精子が女性の卵子と受精することで妊娠が起こります。
ただし、精子が子宮の中に入っていけなければ妊娠させることはできません。
真性包茎の場合は、被った皮が精子が子宮内へ届くことを邪魔する可能性があるので妊娠させづらいと言われています。

包茎は早漏?
包茎が早漏と言われる理由は、包茎のタイプによって異なりますが、一般的には以下のような理由が考えられます。
- 生殖器への圧迫
包皮が生殖器に直接圧迫を与えることで、敏感になって早漏することがあります。 - 血流
包皮が生殖器を覆っているため、生殖器への血流が抑制されている場合があり、これが早漏の原因となることがあります。 - 神経反応
包皮が生殖器に近いため、生殖器への刺激が強くなり、早漏することがあります。
これらの原因によって、包茎が早漏と言われることがありますが、個人差がありますので、必ずしもそうであるとは限りません。また、早漏は治療可能な状況もありますので、詳細は医師に相談することをお勧めします。
真性包茎が射精で妊娠できるようになるには
真性包茎が射精で妊娠できるようになるには、真性包茎からズル剥け、もしくは仮性包茎になる必要があります。
方法は以下の2つです。
- 包茎手術を受ける
- 自力で仮性包茎に改善する
それぞれ説明していきます。
包茎手術を受ける
包茎手術は、男性の生殖器に覆われている包皮を切除する手術のことです。
手術の種類には、包皮切開術や包皮玉部切除術などがあります。
包皮は生殖器を保護する役割を持ちますが、包皮が長すぎたり、厚すぎたりする場合には生殖器への圧迫や清潔性などの問題があることがあります。そのため、包茎手術が必要とされることがあります。
包茎手術は一般的には局所麻酔下で行われます。手術のタイプや方法は患者の状況に応じて異なりますが、一般的には包皮を切除することが目的です。手術後は一時的な痛みや腫れがあることがありますが、通常は数週間で回復します。
包茎手術を受けると、仮性包茎ではなくズル剥けになります。
キトー君を使って自力で改善する
包茎改善グッズ「キトー君」を使って自力で仮性包茎にすることができます。
キトー君を使えば、包茎手術と比べて以下のようなメリットがあります。
- コストが安い
- 手術痕が残らない
- 誰にもバレない
キトー君はズル剥けではなく、仮性包茎にまでしか治りませんが、日本人の約70%は仮性包茎なので問題ありません。
包茎手術とキトー君の細かい比較はこちらの記事で紹介しています。

包茎の妊娠についてのまとめ
包茎が妊娠する可能性や、妊娠可能な包茎タイプについて解説してきました。
結論、仮性包茎であれば問題なく妊娠が可能です。
真性包茎の場合は、妊娠させることができない可能性はありますが、仮性包茎に改善することでそのマイナスな可能性はなくすことができます。
真性包茎から仮性包茎に改善するのも、難しいことではありません。
包茎手術で一発で治すか、キトー君を使ってじっくり手術痕がない綺麗な仮性包茎を目指すか。
体に関わる大切なことなので、じっくり考えて行動しましょう。
